FC2ブログ
EMERALD GREEN
沖縄県の石垣島でスキューバダイビングのインストラクター、ガイドをしている太田航の日記です
201810<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201812
ダイビングとトイレのお話
11月も後半に突入し、さすがの石垣島も海水温が24℃台を記録するようになってきました。
これを温かいととるか?冷たいととるか?人それぞれでしょうけど、長時間潜っていれば誰でも身体は冷えてくる温度です。
そうなってくると一つ問題としてあがってくるのは・・・

トイレが近くなること


今日はダイビング中のトイレにまつわるお話を書いていきたいと思います。
(少々汚い話になります)

2018_11021001.jpg


いきなりですが、皆さんはダイビング中(水中で)ウエットスーツを着た状態のまま、おしっこをされたことがありますでしょうか?
ちなみに僕はですね、昔は頻繁にしていた時期もありますが、ここ何年もそういった行為はしないよう心がけております。
何故僕がそれをしないようになったかというと、理由はただ一つ!
臭いが気になるから。』
自分のためというより、まずは周囲への気遣いです。

似たような話がスキューバダイビングと海の総合サイト「オーシャナ」さんの記事でも過去に取り上げられたとこがありますので、こちらもご覧になってみてください。
https://oceana.ne.jp/enquete/27352
↑ここにも書かれている通り、ウエットスーツ着用のままの排尿は少なからず臭いが残るんですよね。
しかも大抵それは自分が思っている以上に周りに迷惑をかけているケースが殆どなんです

僕達も毎日こういう仕事をしていますから、特にこういった問題には敏感にもなるのですが、オーシャナさんが書いているように帰りの車の中でも“その臭い”を放っているお客様も今までにはいらっしゃいました。
浮上後に船上でその臭いを感じることに関しては日常的といったら大げさですけど、まぁよくある話です。

ただこれは本人が気付いていないにも関わらず、生理的な現象が引き起こす問題でもあるので、僕達のほうからもなかなか指摘し辛いんですよね。
あまりにも強烈なときは「臭ってますよ」とか「しっかり洗い流してください」とか、そういった言葉が喉まで出たこともありますが、なんとか堪えました。
ただ、自分達はそのときだけ我慢すれば済む話ですけど、そのときの他のお客様やご本人の今後のためにも指摘してあげたほうが良かったのかな~なんて後々思ったりしたこともあります。

あとは当店のボートは一応トイレがついておりますが狭いしとても快適とはいえないので、「小用でも必ずトイレでお済ませください」とご案内することができないのがジレンマではあります。

2018_11021002.jpg


ここまで書くと、ダイビング中は、おしっこを我慢すべき?って思われる方もいらっしゃるでしょうけど、それはちょっと違います!
我慢しすぎて膀胱炎にでもなったら本末転倒です。

さらに・・
https://www2.padi.com/blog/jp/2018/11/05/myths-and-misconceptions-about-peeing-in-your-wetsuit/
↑こちらの記事にもあるとおり、「水中での尿意対策でダイビング前は水分をとらない」というお客様もたまにいらっしゃいますが、それは間違いです!
水分補給が不十分だと血流を悪くさせるので減圧症のリスクが上がります。
それに、水分を控えたところでトイレに行く頻度は大して変わりません。
さらに万が一、水分が不足している状態でウエットスーツを着たままおしっこをしてしまうと、通常よりも臭いの強い尿液が放出されることもあるのでかえって酷いことにもなりかねません。



では、どうすれば良いのか?

出来る限りウエットスーツを着用したままの排尿をひかえていただくのが一番なんですが、状況によっては難しい場合もあるでしょう。
でも、その対策としてできることもあります。
例えば・・
①ダイビング前は利尿作用のある飲み物をひかえる
特にコーヒーなどがこれに該当しますね。

あとは・・
②しっかりとした保温対策をする
まぁ当然、体が冷えるとトイレも頻繁になりがちなので言うまでもないでしょうけど。

そして・・
③遠慮なくトイレに行く
ポイントに着いてブリーフィングが始まっていざ潜りましょう!となったタイミングでトイレに行きたくなってしまうと、行きたいけど行き難いという方も少なくないでしょう。でもそんなきは遠慮なく言って(行って)ください それぐらいは全然待ちますよ


最悪、ウエットスーツを着たまま水中でしてしまった場合は・・
水中でしっかりと洗う
これが大事ですね
浮上前にでもウエットスーツの首の部分を大きく開けて海水を入れ、さらにはウエイトベルトを少し緩めて下半身にもその水が流れるようにして両足のファスナーを開きます。(ファスナーがない場合はスーツの先端部分をつまんで開けて、とにかく水が上から下まで流れ出るようにします)
これを最低3回繰り返してください
中性浮力などのスキルに自信のある方は、水中で逆立ち状態になりレギュレーターのパージボタンを押してフリーフローさせた空気を首から入れて、足から出るようにすると効果的です。
「そこまでする必要があるのか?」
と思う方もいらっしゃることでしょう。
こちらの立場としては・・
ハイ、そこまでしていただきたいです!
くどいようですが、ご本人が思っているよりずっと他の方には“その臭い”が鼻につきます。
当店は一度出港したら3本潜り終わるまで帰港しないパターンが殆どで、船上でランチまで共にします。1本潜り終わった段階で悪臭を放っている方がいたりすると、他の方は終始それに悩まされます。
挙句、帰りの車の中でもその臭いが充満するということは、衛生面でも問題が出てきます。



以上、長々と書いてしまいましたが、まとめさせていただくと・・

なるべくトイレを使ってください
我慢しないでね
水中でしてしまった場合はしっかり洗ってください

大事なのはこの3つになります。
スポンサーサイト



copyright © 2019 Powered By FC2ブログ allrights reserved.