今週はずっと横浜のほうに滞在しているのですが、雪が降るような寒い日があったかと思えば、とても1月とは思えないよいうな暖かい日もあったりと、天候の変化が激しい今日この頃です。
それでもほぼ天気予報の通りになっているという印象があります。
あらためて最近の天気予報は精度が高いな~と感心しています。
さてさて、ここで再びこんな検証をしてみたいと思います。
以前にも一度企画しました
週間天気予報の信頼性についての検証です。

地域は
石垣島(沖縄地方気象台発表)

期間は
1月18日~24日までの一週間です。


このように1月18日の時点での週間天気予報の記録を残しておいて、後日その週の実際の天気と照らし合わせてわみる・・といったものです。
1/18予報

19℃~?
実際

16.7℃~19.7℃
1/19予報

時々

16℃~21℃
実際

時々

16.4℃~21.9℃
1/20予報

17℃~21℃
実際

時々

17.1℃~19.9℃
1/21予報

18℃~23℃
実際

14.9℃~23.3℃
1/22予報

時々

20℃~25℃
実際

時々

20.5℃~24.5℃
1/23予報

時々

22℃~26℃
実際

21.7℃~25.3℃
1/24予報

時々

22℃~26℃
実際

19.3℃~26.9℃
こんな感じでした。
前回もそうだったのですが、なかなかのものではないかと思います。

それにしても今年の石垣島の1月は暖かかったです。
僕は25日以降は島にはいませんでしたが、その最後の24日にいたっては
最高気温27℃!
そういえば空港へ向かう際の服装は半袖で、車の中では冷房を使用したくなるくらいでした。
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- 2020/01/31(金) 09:58:03|
- 天候、自然
-
-
先日の投稿でお伝えした空港での失態につきまして、航空会社のほうにお詫びと感謝の気持ちをメールさせていただいたところ、早速それに対してのお返事が来ました!
以下、コピペ
『この度は、一昨日1月26日弊社22便(伊丹-羽田)を
ご利用予定のところ、ご搭乗がかなわず、後続便へご変更いただいた際、
対応致しました伊丹空港係員に対し、ご連絡を頂戴し、御礼申し上げます。
今般、太田様が伊丹空港係員に対し、搭乗口を変更したことにより、
お乗りいただけなかったとの誤解を与えてしまったとお感じになられ、
丁寧なお気遣いの連絡を頂戴致しましたこと、誠に恐縮に存じます。
太田様より頂戴致しましたお声につきましては、
伊丹空港の責任者を通じて、本人たちへ申し伝えたく存じます。
この度は、貴重な時間を割いて、お声をお寄せいただきましたこと、
あらためまして御礼申し上げます。』
とのことでした。
まず、こんなに早くお返事いただけたこと。
そして定型文などではなく、しっかりと僕のメールの内容を把握して書かれていることにビックリ!
このお返事文にある通り、あのときの職員さん達に伝わるといいな・・。

これでスッキリしました。
- 2020/01/28(火) 10:15:01|
- プライベート
-
-
大阪での新年会の翌日に横浜まで移動してきました。
週末の東京での新年会までは実家に滞在です。
大阪からは飛行機で移動してきたのですが、その際にちょっとした
失態を演じてしまいました。

結果から言うと「かなり時間に余裕をもって空港の
保安検査場を通過したにもかかわらず、搭乗予定の
飛行機に乗り遅れてしまった」という話です。

これは多大なご迷惑をおかけした空港職員の方々へのお詫びと感謝の気持ち、そして自分自身の反省も兼ねて書き留めておきたいと思います。
伊丹空港での出来事でした。

当日は僕にしては珍しく(笑)出発予定の
2時間以上前に保安検査場を通過しました。
それで安心してしまったこともあるのですが、搭乗口付近の椅子に座って靴を脱いだ状態で寛いでいました。
途中から
スマホをさわり始めるといつの間にかそれに没頭してしまい、出発時刻が迫っていることに全く気付いていませんでした。
そこで何分くらいそうしていたのかわかりませんが、出し抜けに僕の名前を呼ぶ肉声が聞こえてきました。
それがすぐに航空会社の地上係員の方のものだと認識したのですが、同時に複数の方が僕を探しているということも察しました。
はっ

まさか
時計をチェックすると何と
出発予定時刻の4分前
すぐさま立ち上がり申し出ると、「太田様ですね?」との確認。
そのとき同じ待ち合いスペースには多くの人達が座っていたのですが、意外と静まり返っていたのでおそらく大注目を集めていたはずです

対応してくれた係員の方は「申し訳ございません、
搭乗口が変更になりまして・・」とのこと。
そういえば何となく搭乗口の変更に関するアナウンスが流れていたような気もしますが、それが自分が乗る予定の便だとは思わず(というか気にもせず)、電光掲示板などで確認することもなくただ元々予定されていた搭乗口付近で悠長に構えてスマホで遊んでいました。
にもかかわらずむこうは「登場口変更をうまく伝えられなかった為にこういう事態になってしまった」というように受けとめて対応されていました。
僕のほうはそもそも時間すら気にしていなかったわけで、今回それのほうが問題で、航空会社および従業員の方達にはいっさい責任はありません。100%
悪いのは僕なんですが、そういったことをお伝えする余裕もないくらいの緊迫した雰囲気!

そして気付けば僕の周りには女性係員の方が3人くらい集まってきていまして、そのうちの一人の方は無線で機内にいる係員の方と連絡を取り合っているようでした。
専門用語のようなものをいくつか使っていましたが「お客様を発見しました」というようなニュアンスの報告をされていました。
さらにもう一人の方が「変更後の搭乗口までご案内しますのでついてきてください」とのこと。矢継ぎ早に「お急ぎいただいてよろしいでしょうか?」との確認。 はい、もちろんです!断る理由もありません。
ちなみにこの「誘導するからついてきてください」という行為は過去にどこかで見たこともある光景ですし、僕自身も乗り継ぎの際に(前の飛行機の到着遅れ等の理由で)経験はあります。
ただそれらと違ったのは、その先導してくれた係員さんの
猛ダッシュ!全力で走られていましたね~。

僕は脚力にはそれなりに自信があるほうです。その時かなりの荷物を抱えていまして、おまけに靴を脱いでいた状態から慌てて立ち上がったものですから踵を踏んだままだったのですが、その女性の方についていく程度なら問題ないだろうと思っていました。
案の定、普通についていけたのですが、途中その方は僕を振り返り「
お荷物お持ちしましょうか?」とのお気遣い。
あまりにも申し訳なさすぎるので当然「いえ、大丈夫です」とお断わりしたのですが、その女性は程なくしてスローダウンされました。あれ?バテちゃったのかな?と思いましたが違いました。
無線でおそらく機内から連絡があったらしく、どうやら向こうからは「もう締め切ってしまったので乗れませんよ」というようなことを言われていたのだと思います。
ここでも専門用語のようなものを使われていましたが、「もう近くまで来ているので何とか乗れませんかね?」と交渉してくれている様子。
もう、これを書きながら涙が出そうになるくらいなんですが、そのときは「そこまでしてくれなくても大丈夫ですよ」と言いかけそうになり飲み込みました。
変更後の搭乗口に到着すると、当然のことながら乗客の方は誰一人いない状況でしたが、それまでとはまた別の地上係員の女性の方が3人程いらっしゃいました。
そこでも皆さん申し訳なさそうな顔をされておりまして、そのうちの一人の方が「すみません。間に合わなかったので次の便に振り替えさせてください」とのこと。
僕としては新たにまた料金を払うことも厭わないという心情でもありましたが、お言葉にあまえさせていただきました。
振替手続きを担当してくれた方も随分と気を遣ってくれている様子で「お急ぎでしたら前方のお席を御用意します」とか「座席のご希望はございますか?」といったご案内。
これには「いえいえ、どこでも大丈夫です」としかおこたえできません

手続きが終了してそこから立ち去る際も、近くにいた係員の方が皆さん頭を下げておられまして、一貫して「申し訳ございませんでした」という姿勢。
それには「いえいえ、こちらこそ」ということくらいしか言えず、肝心な部分である「時間を全く見ていなかったということ」を申告できなかったのでただただ自責の念にかられました。
「先日ご迷惑をおかけした伊丹空港のA●A職員の皆さま、ごめんなさい。悪いのはこちらです。あなた方には全く落ち度はありません。
そして温かみのある真摯な対応ありがとうございました。」
・・・と、こんなところに書いても伝わらないので、お詫びとお礼のメールでも送りたいと思います。
- 2020/01/27(月) 07:57:01|
- プライベート
-
-
僕たち海関係の仕事をする者にとっての海に出ていない日のお仕事(海以外の業務)は、
陸作業とか丘(おか)作業と呼ばれています。
まぁ、専門用語みたいなものですね。

本日はそんな陸作業の一つとして、船のエンジンルーム(機関場)の掃除をしてきました。
船は先日陸揚げしていますので借りている船置き場(駐車場のように契約しています)において、主には機関場の底に溜まったオイルなどをふき取る作業をしてきました。

そもそもオイルが溜まること自体が問題ではあるのですが、これはある程度は仕方のない事かなと思っています。
というのも、僕の船は
平成4年に新造された物でして、もう25歳以上になります

これは船舶としては割と高齢なほうです。
以前はどうだったのか?知りませんが、僕がオーナーになってからは様々な部品を交換してきました。
そのおかげで今はかなり健康な状態ではあるのですが、どうしても若干のオイル(エンジンオイル)漏れだけが気になるところです。
勿論それを直すこともできるのですが、人間に例えると
心臓移植をするようなもので、かなり大掛かりな作業となってしまいます。

そんなわけで今のところそんな大手術をする予定はないのですが、そういったオイル漏れに関しては乗り方(エンジンの回転数など)に気を付けていればそれなりに防げます。
あと大事なのはどの部分から漏れているのか?またその量はどれくらいなのか?それを普段から観察し熟知しておくことだと思います。
僕もこの船との付き合いが5年くらいになるので、そういうことに関しては完全に把握しているつもりです。
ただ本来ならば機関場の掃除というのは「暇なときにやる」のではなくて、「汚れたらその都度やる」のが望ましいということになります。
これはある人が言っていたのですが「機関場の中というのは、そこで寝られるくらい綺麗にしておくべくだ」とのこと。
本当にその通りだと思いますし、実際にそれくらい綺麗にされている方もいます。
正直僕の船をその状態まで持っていくのは気が遠くなる作業なのでどうしても妥協してしまいますが、日頃から最低限のレベルは保っているつもりです。
要するに少しでもオイル漏れ等があった場合すぐに気付けるレベル。そしてそれがどこから流れ出てきたものなのかわかる状態にはしています。
ということで今日の作業は普段はなかなか手入れが行き届かない部分まで綺麗にするのが目的でした。
雨が降っている日だとできませんので、天気の良さそうな今日を選んで正解でした。

最高気温が25℃近くまで上がり、半袖で仕事していてもちょっと暑くなるくらいでした

オフシーズンでそんな天気だったので、周囲でも陸作業されている同業者の方を多く見かけました。
- 2020/01/22(水) 14:45:40|
- 海以外の仕事
-
-
先日お伝えした通り冬期休業中ではありますが、ブログのほうは随時更新していきますのでどうぞよろしくお願いします。
こういう時期には船のメンテナンスだったり、事務作業であったり、何かと仕事はあるのですが、
パソコンにたまっていた過去の写真などを整理していてふと思いついたので、本日はこんなネタをお届けしたいと思います。

「
好きな魚ベスト10」


サンマ、鮭、ほっけ・・・とかの食べるほうじゃなくて(笑)ダイビングで見れる魚(観賞目的)として僕の好きなものを
10種類あげていきたいと思います。
あくまでも現時点での僕の好みになるのですが、
・
今までに実際に見たことがある(水族館は除外)
・
八重山諸島に生息(伊豆などの国内および海外で見たものは除外)
これを条件として写真付きでご紹介していきたいと思います。
本当はランキング形式にしたほうが面白いのですけど、惜しむらくは順位をつけられないところです。
ということで
撮影日が新しい順に並べていきますが、写真は全て僕が自ら撮影したものをアップします。
①
クラカケチョウチョウウオ
2016 10.26
②
フタイロハナゴイ
2016 3.29
③
テングカワハギ
2015 11.20
④
カスリフサカサゴ
2015 10.6
⑤
アデヤッコ
2015 7.29
⑥
オイランハゼ
2013 7.11
⑦
コウワンテグリ
2013 6.30
⑧
クダゴンベ
2013 5.5
⑨
ヤミスズキ
2913 4.18
⑩
ヒレボシミノカサゴ
2010 10.8
・・・こんな感じでしょうかね。
次点としては・・・
ジョーフィッシュ
2013 1.26
こちらの黄色ジョーを挙げますが、この状態(穴に入っていて顔だけ出している)であれば間違いなくベスト10入りです。
ただ穴から出た姿(全身)があまりにも残念すぎる
(笑)ので次点とさせてもらいました

同じような理由で
モンツキカエルウオも結構好きな魚ではありますがランク外。
あと、
ミナミハコフグや
イロブダイなどは
幼魚のときに限ってはベスト10入りするかもしれませんが、そういった
成長過程も含めての好みで選びました。
そういう意味では7枚目の写真のコウワンテグリは幼魚の時のもので、成魚になると見た目はだいぶ変わりますが、成魚も好きなので選出

こうやって見ると、いわゆる大物といわれる魚が一つもないですね~(笑)
石垣島のダイビングガイドとして
マンタは選びたかったですけど、純粋に好きな魚というとやっぱり10位以内には入らないかなぁ

「15種類」だったら入るかも。

いかがでしたでしょうか?
また次の機会には「ウミウシ編」や「甲殻類編」などもお届けできたらと思います。
なお、こういった個人的な好みはガイドのほうにも多少反映してくると思いますが、
こちらにお越しの際は是非とも皆さんそれぞれの好みをリクエストしてくださいね。
- 2020/01/20(月) 12:22:27|
- プライベート
-
-
昨日、船(がじゅ丸)を
陸揚げしてきました。
この後しばらくお客様がいない日が続きますし、どちらにしても25日からは大阪~東京での新年会などがありますので石垣島を留守にします。
ということで、少し早い決断ではありますが、このタイミングで
冬季休業に入ろうかと思います。

陸揚げする前に恒例の
船底掃除をしました。
実はこの度、初の試みですが
港内でその作業をおこなってきました!

スクーバ器材をフル装備で船底に潜り込んで、そこに付着した藻などをタワシ等で擦り落すわけですが、今までは一貫して外洋でおこなってきました。
というもの、港の中というのは皆さんが想像されている以上に水が濁っておりまして(器材などを落としたら潜って拾いにいくわけですが、例えばフィンなどの大きさの物でもすぐには見つからないなんてこともあります)、そこでの長時間作業は精神衛生上よろしくないということ!
またそれだけ濁っているということは、船底を全体的に見渡せないわけで、綺麗になっているかどうか確認し難いという点。
さらには、ある程度の潮流があったほうが作業効率としては良いので、そういう意味でも外洋のほうが適しています。
ところが昨日はいつもに比べて港の水が綺麗でした。
ミナミハコフグ(成魚)がすぐ傍で泳いでいたのもちょっとした安心材料。(最近港内でよく見かける個体ですが・・)

そしてそのとき港全体は人っ子一人いない状態。これで決めました。「ここで潜ろう!」と。
同じ港を利用されているシュノーケリング専門店のお客さん達の行き来が多い状況であれば敢行しなかったと思います。まるで晒し者ですからね!(笑)

まず透明度はギリギリ合格!

閑散期で他の船の出入りが殆どないのでそれによる引き波がなかったのはかなりのプラス材料。

ただ、少しでもいいから“流れ”がほしかった

削ぎ落した大量の藻類が船底にたまってしまい、たちまち視界不良に

その度に船に上がってそれが落ち着くまで待って、再びエントリーして・・・の繰り返し

まぁ、普通にこの作業をおこなったとしても、手などが疲れてくるし、意外にエアーも消費するのでタンク交換のために船に上がって休憩はするのですが、昨日は視界回復のためにいつもの倍以上の休憩回数だった印象。
所要時間としてはポイントまでの移動時間が無い分こちらのほうが短く済ませられたと思います。
結果的に、昨日と同条件ならば港内での船底掃除・・・次もあり

かな、と。
今回は再び港に浮かべる前に、船底の塗料を塗りなおす予定です。

それにしても・・・
周囲を見渡すと多くのショップさんの船が同じように陸揚げされていて、まるで台風の時みたいです(笑)
やはり皆さん休業に入っていたり、この時期にメンテナンス等される方も多いのでしょうね。
- 2020/01/17(金) 11:09:11|
- 海以外の仕事
-
-
昨日より風も波もだいぶ落ち着いたので、本日は
黒島方面へ行ってきました!

ゲストは、
おおたにさん夫妻と
やまださんです。
昨日からのアドバンスコースの続きで、
・
ディープダイブ※必須
・
魚の見分け方この2つを実施してきました。
今日も水中写真は、おおたにさん(奥様)からいただいております。










講習のほうは予定通り2ダイブで修了しましたが、皆さんのご希望で追加でもう1本、ファンダイブもしてきました。


今朝の時点での天気予報をみる限り今日のところはまだ太陽は出ないだろうな・・と思っていましたが、予報は良い(ありがたい)方向にハズれてくれました!

ただ!
黒島のポイントに到着する直前に、水面で捕食中と思われる
マンタの姿があったので、水中での遭遇も期待しましたがそれは叶いませんでした。

そこだけが残念でした。
ランチ


・
沖縄そばにほうれん草とベーコンの
トマトソースがけ(パスタ風)
・クリームシチュー
- 2020/01/13(月) 18:59:31|
- 海・ダイビング
-
-
当初は昨年10月に来られる予定だった
おおたにさん夫妻が、日程変更の上あらためてアドバンス取得に来てくれました~。

おおたにさん夫妻は以前に当店で体験ダイビングをされて、その後海外でオープンウォーターダイバーを取得されました。
そして昨年10月にうちでアドバンス・・・という予定だったのですが、そのときちょうど台風で搭乗予定の飛行機が欠航となってしまい、この日程に変更されたというわけです。
今回はお友達の
やまださんも加わりまして、3人一緒にアドバンス講習です。
本日実施したのは・・・
・水中ナビゲーション※必須
・デジタルアンダーウォーターイメージング・水中ナチュラリストこの3つでした。
それぞれ1ダイブずつで計3本潜ってきました。
2つ目の「デジタルアンダー・・・」というのは、おおたにさん達が選択された課目なのですが、デジカメを使って水中写真を練習するのがメインなので皆さんそれぞれデジカメをお持ち込み。

その中でも今回、初めてOLYMPUSの
TG-6を使用された、おおたにさん奥様の写真をご紹介します。








ポイントは、
・
竹富島南・
桜口×2
でした。
1本目の竹富南の透明度が素晴らしく、もうずっとそこでも良いくらいでしたが、とにかく時化ておりまして、風ビュービューで水面は波バシャバシャだったので、仕方なく桜口に移動しました。

あの透明度で1本だけというのは勿体なかったけど、安全第一です。
お正月明けから昨日までは毎日ほぼ夏日で、とても良い天気が続いていたのですが、見事に今日から崩れました(笑)

昨日は南風だったのに、一晩で北風に変わり、最大瞬間風速は14.5m/s

久々に冬らしい風でした。
それでも最高気温は21℃を超えて、雨が降ったわけでもないので、耐えられない程ではありませんでしたが・・・。
それにしてもこの天気が、おおたにさん達がこちらにいらっしゃる間だけ続いて、お帰りになる頃にはまた復活するなんて予報が出ているとは・・・

(笑)
- 2020/01/12(日) 17:58:03|
- 海・ダイビング
-
-
最近、海水温のほうは大体23℃くらいで落ち着いていまして、そういう意味でも本格的な
冬真っ只中って感じです。
今日はそんな
冬の石垣島の海の寒さ対策(水中編)についてお話していきたいと思います。
例によって長文となりますが(笑)最後まで読んでいただけたら幸いです。
なお、今回はあくまでも
ダイビング中(水中)に特化した記事とさせていただきます。
待機中(船上)等においての寒さ対策はまた別の機会にでもお届けできればと思います。
******************************まず最初にお伝えしておきたいことがあるのですが、それは僕自身の寒さへの耐性についてです。
20代~30代の頃は自他ともに認めるくらい寒さに対して強く、周囲からもびっくりされることが多々ありました。
石垣島でこの仕事をするようになってからは、いわゆる“短パンスタイル”で一年の半分くらいは潜っていました(笑)
ところが40代も半ばにさしかかった頃から次第に寒さに弱くなり、厚着をするようになりました。
最近では夏でもフルスーツを着ている僕に対して、昔から知っているお客様から「太田さんがウエットスーツを着ているところ初めて見た!」などと言われることが度々ありました。

中には「太田さんも普通の人間だったんだね」とか言われたことも
(笑)それくらい昔と今とでは寒さに対する感覚が違います。
ちなみに体型の変化はありません。ご存知の通り僕はやせ型でして、それは高校生の頃から全く変わっていません。
よく「痩せているから寒がり」とか「太っているから寒くないんだ」とか言われる方がいらっしゃいますが、僕はあまり関係ないと思います。何より若い頃の自分がそれを実証しています。
自身を分析して寒がりになった一つの原因としては、まずは加齢によるものだと思います。寄る年波には勝てない・・・てやつでしょうか

(現在46歳)
あと、若い頃はよく動いていた

逆にいうと無駄な動きもあったのかもしれません。
それが今は業務全般において、力業に頼るよりは経験や技術でカバーしている面が多いからではないかと思います。
そして、僕の30代の10年間はずっとKATSU(独立前に所属していたショップ)で過ごしたことになるのですが、30歳の頃からずっと船長をしていました。
当時からダイビングボートを常時3艘かかえている店だったのですが、それらをお客様の人数や目的に応じて使い分けて操船していました。
ただその全てが操船席に風よけは無く常時吹きさらし。しかもそれなりにスピードも出る船ばかりだったので、そこで寒さに対して鍛えられた部分があったのかもしれません。
それが今は・・・
開業して自分の船を所有するようになると特に操舵部分の風よけの強化にこだわり、操船中に風はもとより波も受けないような造りにしてきました。
おかげで走行中に寒い思いをすることはなくなったのですが、それが“ぬるま湯につかる”ことになったのかもしれません。
******************************前置きが非常に長くなりましたが

、以上のことを踏まえて本題に入らせていただきます。
そんな経歴のある僕が考える
今の石垣島の海の寒さ対策についてです。
その手段や方法というのは大きく
3つに分かれまして・・・
①保護スーツによる保温
②身体の内部から温める
③肌などを刺激することにより保温力を得るこんな具合です。
゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。まず①の「
保護スーツ」に関してですが、さらにそこを分けると
1、ドライスーツ
2、ウエットスーツ2つの選択肢が出てきますが、時代の流れ、ここ数年の傾向などをみると、ドライスーツもありかな?と思います。
こちらではインナーをそれほど着込む必要がなく、人によっては「Tシャツだけでいい」なんてこともあるからです。
また僕がダイビングを始めた頃は今のようにインターネットで器材をお手軽に購入するなどという手段はなく、ネオプレンのドライスーツといえば20~30万円する高価な物でした。
ライセンスを取るために都市型のダイビングショップを訪れたらいつの間にかドライスーツを含む器材一式を買わされていた・・・なんてよくある話でした。

それが今は、当時20万円以上した物と同品質、快適さなどを比較したらそれ以上の物が、当時の半分以下の値段で簡単に購入できる時代です。種類やデザインも豊富です。
さらには「石垣島でドライスーツなんて・・」といった、『ドライスーツダイバー=軟弱ダイバー』というように蔑視する傾向も一時期に比べると殆どなくなってきました。実際ドライスーツで仕事をしているガイドさんも増えてきました。
ウエットスーツのほうも、特に素材に関して選択肢が増えてきましたし、
フードベストなどの
インナーも同様です。
とにかく昔に比べると安くて良い物が増えてきました。
逆にただ安いだけで保温力が弱い物や、生地がすぐに薄くなってきてしまう商品も流通しているので購入の際は注意が必要ではあります。
それでも例えば1万円弱で手に入るような物であれば「試しに買ってみようか・・」などという考え方も出てきますよね。
それらをふまえて、快適さなども考慮すると・・
❶「
ドライスーツ」※インナー軽め
ウエットスーツであれば、
➋「
5ミリワンピース+
3ミリフードベスト」
もしくは、
❸「
シーガル(またはロングジョン)+
ボレロの2ピース(それぞれ3ミリ以上)」
※ウエットに関してはあくまでも
品質重視!
というのが今の時代、今の石垣島の冬における寒さ対策に合っているのではないかと思います。
゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。続いて②の「
身体の内部から温める」についてですが、
これは
体を温めるの飲み物を摂取するということです。

よく言われている代表的な物としては、
・ほうじ茶
・黒豆茶
・紅茶
・生姜湯
・ココアなどが挙げられます。
ちなみに今の時期のうちのショップのサービスで、お客様用の飲み物として船には「温かいほうじ茶」をお持ちしております。

紅茶、ココア、生姜湯などもご用意することは可能なので遠慮なくお申し付けください。
もちろん食べ物にも身体を温めてくれる物は多く存在しますが、ここでは割愛します。
ただここで気を付けたいのは
コーヒー
これは特に朝は飲まれる方が多いと思いますし、そういう僕も仕事だろうが休みだろうが毎朝飲んでいます

「コーヒーは体を冷やす」とか逆に「温める効果もある」とか諸説ありますが、
ある意味で“温める効果”があったとしても、その逆の”冷やす効果”や利尿作用が含まれているということは否定できません。
体質やその日の体調など様々な条件によって変化することもあるでしょう。
ということで、ただ身体を温めるだけが目的の飲み物であれば、コーヒーを選択するよりは、ここで挙げた明らかに体を温めてくれる物を飲んでおけば無難だし、どうしても寒がりな方はダイビングの日だけコーヒーをひかえてみるというもの一つの手段かもしれません。
゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。最後は③の「
肌などを刺激することにより保温力を得る」という話ですが・・・
まず挙げられるのは、
バ〇などの
炭酸ガスを発生させる入浴剤をウェットスーツの中に入れて潜る!ということ。
これは僕も過去に何度も経験がありますが、確かにウエットスーツの中でシュワシュワと入浴剤がはじけて、それによって熱も発生するのでしょうか?潜り始めてから15~20分くらいはそれが持続してくれる印象です。
ただこれは
本来の用途としては間違っています!

身体に対して安全か?と問われたら、自信を持って安全だとは断言できません。
おまけにこれは海を汚すことにもなります。

ということでこの方法は決しておすすめは出来ませんが、皆さんよくやっていることです。
この③の「肌を刺激する・・」保温方法の中で一番お安くできるというか、それほどお金がかからないからだと思います。
だったら、それに代わるような体と環境に優しい商品はないのか・・・??
実は
あるんです!!有限会社アミューズファクトリーさんが開発されました
ウエットスーツ用水中カイロ「
まじホ」
興味のある方はこちらをご覧になってみてください
http://www.amuse-mc.com/majiho/index.htmlそれ自体は全く発熱はせず海水と反応して炭酸ガスを発生させるとのことですが、実は昨年の秋頃にいらっしゃったお客様がこの商品を持ってこられまして、僕にも一つおすそ分けしてくれたんです。
使用感としては入浴剤に似ていましたが、成分は食品添加物にも使用されている天然材料を使用していて、無着色無香料ということで、全く匂いが残らない点と色も無いので変な誤解(ご想像にお任せ)をされにくい(笑)点は高評価

ただこれは1個あたり
300円と高価です

一度に最低2個(お腹と背中に)使用するとしたら、1ダイブあたり600円。それが一日3ダイブとなると
1,800円
難しいところです。

そして最後に紹介したいグッズはこちら・・


年末年始に来られていたお客様からいただいた
ホットジェルです。
実は10年以上前に同じような商品がちょっと仲間内で流行った時期がありました。ただ当時の物は水中での効果は殆どありませんでした。寒い日の海から上がった後の休憩中だけその効果を発揮してくれるという印象でした。
それと比較すると、この度いただいたホットジェルはだいぶ進化していました。


ホカホカする感じが潜降後も20分は持続するイメージです。

そもそもこういったホットジェルは元々サーファー用に開発された物だということなので、その点が入浴剤などと違って本来の用途からしても決して間違ってはいません。

2,100円というお値段に関しても、これ1本でどれくらい(何回)使えるか?って話になったとき、そのコストパフォーマンスは決して悪くないなと思いました。
この写真で紹介した物ですが、最初は数人でシェアしながら数日間にわたって使用し、その後も僕が一人で4~5日は使用(当然1ダイブ毎に)しましたが、内容量はまだまだ残っている感じです。
「まじホ」と比べてみて体感的な効果は似たようなものかな?と思いますが、1ダイブあたりの費用を考えると明らかにこちらのほうがお得です

というわけで、もしこのいただいたホットジェルが無くなったら同じ物を購入する予定でいます。
つちださん、まるやさん、ありがとー(^∇^)ノ
おかげでこの記事が書けました~

Special thanks!
♪。゚o。(★・ω・)人(・ω・★)。o゚。♪。゚o。(★・ω・)人(・ω・★)。o゚。♪♪。゚o。(★・ω・)人(・ω・★)。o゚。♪。゚o。(★・ω・)人(・ω・★)。o゚。♪
大変な長文となってしまいましたが、本日のブログは以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。m(_ _)m
- 2020/01/09(木) 15:17:11|
- 雑談
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