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EMERALD GREEN

沖縄県の石垣島でスキューバダイビングのインストラクター、ガイドをしている太田航の日記です

台風はやっぱり必要!?

台風11号が発生しましたが、まずこちらには影響なさそうです。
それはそれで安心なのですが、今年は海水温が高い状態が長く続いており生態系(特にサンゴ)にはあまり良い状況ではないので『このへんで少し海水温を下げてくれるような台風が来てくれてもいいかな・・』なんてアンビバレンスな気持ちにもなってしまいます。

海水温が高い状態が続くと、サンゴが白化→死んでしまうということは多くの方が知っていることだと思いますが、特に最近になって「サンゴにとっての新たな脅威」と言われているテルピオスカイメンという生物をご存知でしょうか?

記事◆『サンゴ窒息死の危機…「テルピオスカイメン」7島で生息確認 本島では幅1キロにも』https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1168287.html「琉球新報」

記事◆『サンゴを死滅させる「黒い悪魔」の正体は… 沖縄の海に広がる』https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/603301「沖縄タイムスプラス」

検索すると色々と出てきます!

このテルピオスカイメンは僕もつい最近知ったのですが、上記のリンクの2記事内にもあるとおり「サンゴを覆って窒息死させる海綿生物の一種」であるということで、その生態としては・・・
・一日に1~2ミリ成長し生息範囲を広げる
・厚さ約1ミリのシート状で、サンゴの表面に張り付き石灰質の骨格に食い込む
・水深数メートルの浅瀬で見られることが多く、場所によっては1キロ以上も被害が広がっているリーフがある


こういった特徴があるようです。

僕が過去に何度も駆除活動に参加したあのオニヒトデよりも厄介だなと思うのは・・
・手ではがすのは不可能
・特定のサンゴを選ばず、生きているサンゴであれば何でも好む印象

という点でしょうか。
これだと人間の手による駆除が難しいですよね。


ただこの被害がどれくらい広がっているのか?というと、正直こちらでは記事内の写真にあるような状態は見たことがないような気がします。今まで気付かなかっただけかもしれません。
そもそも僕がこのテルピオスカイメンについて興味を持つようになってまだ日が浅いので・・。


そして研究チームのほうでもまだその生態をつかみきれていないとのことですが、その中でも「台風があると弱るようだ」という意見もあるので、そういう意味でもやはり台風は必要なのかな・・って思います。
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  1. 2020/09/17(木) 12:18:29|
  2. 天候、自然
  3. | コメント:0

まだまだ夏の雰囲気

緩やかな南風で波の高さ予報は1mという“ベタ凪”状態。
まだまだ夏の雰囲気が漂い続ける石垣島です。
一時、遠くの空に雨雲も見えましたが、結果的には一度も降られることはありませんでした。

天候に恵まれた本日のゲストは、体験ダイビングの一日(2ダイブ)コースにご参加の2名様。

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ダイビングのシュノーケリングもたっぷり楽しんでいらっしゃいました。
特にシュノーケリングに関しては約1時間泳ぎっぱなしでした!

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しかもこのお2人はこの後、カヤックのサンセットツアーにも参加されるのだそうです!
元気ですね~
  1. 2020/09/12(土) 16:48:23|
  2. 海・ダイビング
  3. | コメント:0

一時的な無店舗営業に関するお知らせ

当店ダイビングショップ皐月(さつき)としましては昨年、店舗移転したばかりではありますが、
現在の新型コロナウイルス感染状況をふまえて、一時的に店舗を持たない形での営業をさせていただきます。

これはまず店舗に直接お客様が来る機会がなくなってしまったこと。
一昨年あたりから、港(船)が集合場所帰ってきたらそのまま港で解散・・というような流れができつつあった中で、このような世の中になってしまいそれが日常的になったというのが大きな理由です。


店舗のほうは既に退出しております。
事務機器などは僕の自宅、そしてお客様からお預かりしている器材などはスタッフのかよちゃんが住んでいるアパートに移しております。
というわけで僕の自宅の1室は完全に仕事専用部屋。かよちゃんの住居は僕の名義で借りている“社宅”ではありますが、その1室が器材置き場となっております。
器材をお預けになっているお客様につきましては、今まで同様のサービスをご利用いただけますのでご安心ください。
また、旧店舗(石垣市石垣25番地)宛に送られてきた郵便物に関しては、僕の自宅のほうへ転送にしております。


さしあたってお客様に影響がある点としましては、
・器材の送り先の変更
・クレジットカードの利用が不可能

この2つですね。

事前に器材をお送りする際は基本的にはご宿泊先のほうへお願いします。
直接こちらにお送りしたいという場合には、ご連絡いただければ住所をお知らせいたします。

あと、クレジットカードの利用に関しては店舗に来店しないと決済できないシステムになっていたので、現時点では利用不可となります。ご迷惑をおかけします。
ただこれは今後船などでもご利用いただけるようなシステムや、キャッシュレス決済などの導入も検討しております。


この無店舗スタイルでの営業は冒頭でも述べたように「一時的な」措置となりますので、今後の状況次第では再び店舗を構えての営業スタイルに戻せたらいいな・・と思っています。



ダイビングショップ皐月(さつき)は現在、以下のことをお客様にお願いしながら営業させていただいております。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
乗船前に感染症予防のための協力依頼の用紙へのご記入をお願いしております(できればボールペンをお持ちください)
ダイビング(シュノーケリング)当日の朝に体温を測っていただきご報告ください(できなかった方は船で検温させていただきます) その記録に関しましては当店のほうで一定期間、保管させていただきます。
体調が思わしくない方、発熱・咳の症状がある方はご辞退ください(この場合キャンセル料は発生しません)
送迎車内では必ずマスクの着用をお願いいたします。船上でも基本的にはマスク着用をお願いします。
可能な方は徒歩、またはレンタカーで港までお越しください
お飲み物は各自でご持参してください。可能であれば昼食もご持参ください(ポット、クーラーボックス、カセットコンロ等のご用意はありません)
他人の器材(特にマスク、シュノーケル、レギュレーター)に触れないように、またご自身の物も他人に触れさせないようご注意ください
水中用マスクの曇り止めは唾液ではなく、必ず曇り止め液(船に常備)をご使用ください
ウエットスーツを着たままの排尿はご遠慮ください
ゴミは各自でお持ち帰りください
店舗におけるログ付けはおこないませんので、ログブックにインストラクターサインをご希望の方は船にログブックをお持ちください。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
どうかご協力の程よろしくお願いいたします。


また、当店としましては以下の対策を徹底しております。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
・スタッフのマスク着用(送迎時、ブリーフィング時など)
・スタッフおよび乗船メンバー全員、当日朝に検温(37.5℃以上の場合は乗船不可)
・船(がじゅ丸の場合)の定員・通常15名に対し、10名程度を上限とする
・船内に手指用消毒スプレー、アルコール除菌スプレー、除菌ウエットティッシュ常備
・船のトイレには便座除菌クリーナーおよび、次亜塩素酸水を常備
・従来のようなウオータージャグ、ポットやコップは撤去
・船上でそれぞれのダイビング器材が触れ合わないよう、置き場所などを工夫
・レンタルのレギュレーターに関してマウスピースはお客様毎に交換→消毒。そして同じ器材を連日で、異なるお客様に貸出しない
・毎日お客様の下船後は手の触れやすい箇所を消毒
・飲食店におけるお客様との会食の自粛

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


あと、近々ご来島予定のお客様は石垣市のホームページもしっかりとご覧になってからお越しいただけたら幸いです。
https://www.city.ishigaki.okinawa.jp/soshiki/kanko_bunka/corona_prevention/corona_countermeasures.html
  1. 2020/09/09(水) 13:00:50|
  2. 海・ダイビング
  3. | コメント:0

こんなに離れていても・・・

シュノーケリングの半日コースにご参加の2名様をお連れして午前中だけ海に行ってきました。

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朝から晴れていたものの北風が強く、波の高さは4mまで上がる予報でした。
何だか新北風(ミーニシ)が吹き始める10月の天候/気候に似ていましたが、さすがにそれはまだ先の話。どう考えてもこれは台風10号の影響でしょう。

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これだけ風が強く波も高いと行ける場所が限られてしまいますが、ゲストのお2人はそんな中でも楽しんでいただけたようでした。

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正直言って今日は出港時に船を離岸させたり、帰港時に着岸するのも一苦労でした。

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台風10号・・・
これだけ離れた石垣島にも影響が出ています。

接近する可能性のある地域にお住まいの皆さん、本当に気を付けてくださいね。
どうかくれぐれも無理せずお過ごしください。

そんな中での「JR九州」が発表した九州新幹線や在来線の全列車の運休や、「セブンイレブン」の計画休業は英断だと思います。
とても勇気のある決断で素晴らしいなと思いました。
7日は月曜日ということで元々はお仕事があるという方も多いでしょうけど、ここはお休みにしていただいても良いのではないでしょうか? とはいえ「自宅に居るより職場のほうが安全だ」という方もいらっしゃるでしょうし、一概に言えないところではありますが・・。

それでも石垣島ではこれクラスの台風のときは学校はもちろん休校、会社や市役所もお休み。バスは運休・・・。とにかく外出しない、外出する必要のない、したくてもできない環境が当たり前となっていて、それが台風による死者や重傷者が出ないことに繋がっているのではないかと思います。

特に暴風域に入っている間は、自宅や職場、避難先などにおいてとにかく無暗に外に出ないこと。これは多くのケースでご自身の身を守るために共通して言えることではないかと思います。
  1. 2020/09/05(土) 19:25:46|
  2. 海・ダイビング
  3. | コメント:0

台風10号は要注意!

“破壊的暴風”なんて表現もあった台風9号ですが、石垣島はそれほど影響を受けず、特に目立った被害もありませんでした。
万が一、予想進路から逸れてこちらに近付いたら大変な事になるので船は陸揚げしておきましたが、直前まで本格的な台風対策は施しませんでした。
とりあえず陸にあげておけばあとは何とでもなるからです。
結果的に大した対策も必要ない程度で済んでくれました。

そうこうしているうちに10号も発生!
これまた石垣島には影響なさそうですが、この10号は非常に危険なレベルではないかと思います。
住んでいる地域によっては厳重な注意が必要になってくると思うので、今日は僕の経験談も交えて、それが台風を迎えるにあたって少しでも皆さんの参考になれば・・というような記事をお届けします。


まず、台風というと自分が経験した中で一番強烈な印象が残っているのは、
石垣島を襲った2006年(平成18年)の台風13号です!
過去の記録からこの台風による被害を調べたところ・・・
島内の19,000世帯(全体の約8割)が停電
家屋の全壊35件、半壊40件
重傷者4名、軽傷者51名
被害総額35億8千万円余
このへんはデータに残っていることですが、
僕の記憶の中で印象深いのは・・・
まずこの台風が去った後は連日のように電柱(折れた物か?新品なのか?わかりませんが)を積んだ業者さんの車が頻繁に往来していたこと。完全な修復には相当な時間がかかったのではないかと思います。
僕の自宅では停電は半日~一日程度だったと思いますが、地域によっては停電や断水が1週間以上も続いたところがあったと記憶しています。
それから携帯電話の不通状態が長く続いたこと。僕は元々「Jフォン」の携帯を使っておりまして、当時はそれが「ボーダフォン」となっていました。後(現在)のソフトバンク
それでこのとき「docomo」や「au」は割と復旧が早かったのにボーダフォンはそれが遅くて不便な思いをしました。
そしてこの年からナンバーポータビリティサービスが始まったこともあり、それまでずっと使ってきたキャリアを見限ってauに乗り換えたという次第です。

まぁ、こうやって挙げていくとキリがないくらい、あの台風13号のことは忘れられないですし、当時石垣島に住んでいた人であれば「13号」という言葉を聞いただけであれを思い出すのではないでしょうか・・。
それくらい強烈な台風でした
たださすがというべきか?死者が出なかったのは不幸中の幸いだったと思います。それでも重軽傷者が50名を超えるなんて石垣島の台風における人的被害としては最大級だったのではないでしょうか。

当時の年間の「八重山10大ニュース」の一つとしても紹介されています
https://yaimatime.com/db/10news/n2006/


さてさて話は現代に戻って、今年の台風10号ですが、
現時点での予報として・・
最大瞬間風速80m
中心気圧915hPa
まで発達するという気象庁の発表もあります!

あの強烈な2006年13号でさえ、
最大瞬間風速67m(石垣島における記録)
中心気圧919hPa 
でしたから、こうして比較してみると今回の10号がいかに凄まじいものか、ということがわかりやすいと思います。


皆さん、決して油断しないでくださいね。


それではどんなことに気を付ければ良いのか?という話になりますが、
まず僕がいつも台風のとき気にかけていることの一つに「風向き」があります。
台風が近くにある時点で風が強いのは当たり前ですが、意外と重要になってくるのがその方向です。
特に台風の場合、接近中と吹き返しでは風向きが真逆になることが多く、その変化に応じた対策をする必要があります。
例えばベランダが南側にある家に住んでいるとして、台風が近付いてきて風向きが北東だったのでベランダにある鉢植えな等をそのままにしておいたら、吹き返しで南寄りの風に変わり大変なことに!なんてことも考えられます。

今は時間帯毎の風向きの変化の予報なども調べられるので、こういったサイトを活用されることもおすすめします。
https://weathernews.jp/onebox/tenki/tokyo/13108/

あと、エアコンの室外機などもこれクラスの台風になると簡単に倒れますので、設置場所によってはその強化も必要になってきますね。
昔は石垣島では大きな台風の度に自動販売機がよく倒れていました!最近でこそそんな光景はあまり見かけなくなりましたが、逆に言うと少し前まではそんな対策もされていない自販機が多かったということですよね。

それから気を付けたいのは
これは横転どころか、状況によっては吹き飛びます!
ビル風が発生しやすいような場所は特に要注意です。
誰でも出来る対策としてはガソリンを満タンにしたり、重い荷物を載せるなどして車自体の重量を増やすことでしょうか。


そして最後になりますが、毎年のように大きな台風が訪れる石垣島でも、それによる怪我人が殆ど出ないのは、
「暴風域に入っている間などはまず外出しない」
という人が多いからではないかと思います。
そもそも玄関のドアを開けた瞬間に強風にあおられて指を挟んだり、車のドアでも同じようなことが起こりますし、外出しようとした時点で危険があるからです。
お住まいの地域によっては避難しないといけない状況もあるでしょうけど、そうでなければできる限り外出をひかえるというのも次善策になるのではないでしょうか。
  1. 2020/09/03(木) 11:12:24|
  2. 天候、自然
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