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EMERALD GREEN
沖縄県の石垣島でスキューバダイビングのインストラクター、ガイドをしている太田航の日記です
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高齢者の運転について
滅多にブログでは社会の出来事などに触れることなどないけど、今回は他人事ではない部分も少なからずあるので、この件について書き留めておきます。

それは、神奈川の茅ケ崎で起こったこちらの事故に関すること・・
逮捕の90歳釈放「ひざ悪く車便利だった」4人死傷事故


インターネット上では、
・高齢者の免許更新制度を見直すべき
・事故を起こした人の家族にも責任はある
・赤信号とわかって突っ込んでいるので高齢以前の問題

というような意見が飛び交っており、そのほとんどに同感できます。


この件に関しての個人的なコメントは差し控えたいものの、まずは高齢者の運転について自分の体験談をご紹介したいと思います。
エピソードは3つあります。全て石垣島での出来事です。

Case 1高齢者が駐車場内でアクセルとブレーキを踏み間違えて・・・
新婚時代に住んでいたマンションの隣がメモリアルホールでした。
マンションは新築だったので、こちらからは向こうの様子が見えないようにとの気配りからか?間には高い壁が設置されておりましたが、「その日」は壁越しにも救急車や警察車両などの出入り、人のざわつき感から「何かあったな」というのがすぐにわかりました
後からきいたら、葬儀に訪れた高齢者の男性(はっきりとした年齢はおぼえてないけどかなりの高齢だった)が同ホールの駐車場内でアクセルとブレーキを踏み間違えて、同じく葬儀に訪れていた高齢者の女性を轢いてしまったのだとか。
結果その女性の方は亡くなっています。


Case 2自身が事故の目撃者に・・!?
KATSU時代の話ですが、ダイビングの準備のため港に向かう道中、[加害者=車:被害者=原付]の追突事故を目撃!
追突したのは高齢者の男性。被害者は幸いにも命に別条はなかったものの倒された際に足などに怪我をされたと思います。
ここで問題なのは、その加害者男性。それだけの事故を起こしているにも関わらずそのことを認識していなかった点。「ぶつかったの?」なんて言っていたのには驚き!
真相は定かではありませんが、僕は明らかな“認知症”だと直感しました。
事故者の方を救護し救急車を待っている間(そもそも通報したのは僕たち)に、その高齢者男性と交わしたやりとり等から「よく免許更新できたな」とか「家族はなぜ運転を止めなかったのだろう」とか思っていました。


Case 3免許更新で・・・
前回の免許更新の際に見かけたのですが、同じ日の同じ時間帯にかなりのご高齢男性の方が更新に来ていました。
耳も遠そうだったし理解力が衰えている感じだったので、受付を担当している人も苦労しているようでした。
その高齢者の方は何と、用紙に自分の名前すら満足に書けないレベルでした。(手などに障害があるわけではい)
それを受付の方は「本当はダメだけど僕が書いておくから・・」と、平気で通していたことに驚き!
これは「さすが石垣島」などと笑って片付けられない話で、その方が“無事に”免許更新できたと思うとゾッとします。


以上が僕の“高齢ドライバー”に関する体験談です。



あとは、自分自身にまつわる話をさせていただきます。
僕の母は今年で75歳になりました。現在は元々生まれ育った土地とは全く縁もゆかりもない横浜に住んでいます。
僕の弟と同居しており、移住してかれこれ5年くらいになりますかね。

母は若い頃からずっと車を運転しておりまして、どちらかというと「運転が好き」な部類でした。また、横浜に引っ越す前は、住んでいた地域や仕事の都合などにより車を運転する必要もありました。
ところが数年前、僕が確か従業員用のアパートを借りようとしたときだったと思うんですけど、その保証人をお願いしたんですね。そしてそれに必要な身分証明として「免許証のコピー送って」と頼んだんです。そしたら「免許はない」とのこと。
返納したんだね!
それをきいて、「一時代が終わったんだ」と、寂しく思う気持ちもありました。だって子供の頃から母の運転で色々なところに連れて行ってもらった思い出もありますから。

その返納したことに関しては、その後も全く事情はきかなかったけれど、本人も当然ながら寂しい気持ちはあったと思います。
現在の住まいがJR、京急それぞれの駅から徒歩3分以内の便利な立地条件であることや、近所にスーパーやドラッグストアもあるので車がなくても生活には全く困らないことも返納を決めた大きな理由ではあると思います。
それでも母の性格からして、今後もし自分の運転で大きな事故など起こそうものなら、間違いなく息子である僕達も糾弾される!というようなことも考えたはず。


そんな僕も40代半ばになって「じゃあ自分はあと何年運転するのだろう?」と考えてみました。
石垣島での生活は、住んでいる地域によりますが当然車があったほうが便利ではあります。
でも家族、特に息子のことを考えると70歳をリミットに免許は返納しようかな・・とも考えています。とはいうものの、それまでにあと25年もあるので、身辺の状況などが変わることもじゅうぶんありますが、
少なくとも「なぜ高齢の父の運転を止めなかったのか」とか「家族にも責任あり」などと、息子に火の粉が降りかかることだけは避けたい!
万が一、自分が事故を起こした際に「高齢者ドライバーだから」というレッテルを貼られる年齢になる前に、潔くリタイヤするのも親心かな・・と。
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