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EMERALD GREEN
沖縄県の石垣島でスキューバダイビングのインストラクター、ガイドをしている太田航の日記です
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たまにはビーチダイビング
当初は本日も他のショップさんの船に乗り合いでの出港予定でしたが、昨夜に欠航が確定しました。
これは仕方がないことです。むしろこの状況で船を出すショップさんがあったらその神経を疑いたくなるくらいですよ、今回の台風は!
ただその段階では、ビーチエントリーならば行けるのではないかと踏んでいました。
そのことをゲストのかとうさんにお伝えしたところ、「行けるのであればお願いします」ということだったので、本日は久しぶりにビーチダイビングです。


そもそも、石垣島ってビーチからもダイビングできるの?って思った方もいらっしゃることでしょう。
ということで今日は石垣島のビーチダイビングについて書いていきたいと思います。

まず、お客様からのよくある質問の中に・・・
「石垣島はビーチエントリーでのダイビングはできますか?」
「ビーチポイントってあるんですか?」
といったような趣旨のものがあります。

これに対する回答としては、
YES
あります
と、一言で言うとそうなります。

ただですね、海岸(砂浜、ビーチ)があって、単純にそこから海に入って潜ればビーチダイビングは成立するわけで、極端な言い方をすると世界中のどこの海でもビーチダイビングはできるということになります。

無論お客様が求めているのはそういう回答ではないですよね。

そこで勝手にその質問を少し変えてみると・・
石垣島はボートダイビングが主流のようですが、それと同等に楽しめるビーチポイントはありますか?
お客様が知りたいのは↑こういうことだと思います。
そして、それに対する答えは、
「人それぞれ」「お客様次第」
といったものになるでしょうね。

石垣島でビーチエントリーからのダイビングをしようと思ったら、まずは長距離の水面移動を強いられるケースが殆どです。
潮位によっては器材を背負った状態でかなり歩かないといけないくらい遠浅な場所が多いです。

というわけで、お客様にも
・器材を背負った状態でそこそこの距離を歩ける脚力
・長距離の水面移動ができる泳力
といった体力。
さらには潜降ロープ等も当然ないので、フリー潜降や中層で中性浮力による安全停止といったスキルも求められます。

なので、石垣島でのビーチダイビングはある意味、上級者向けともいえるでしょうね。

そういった諸々の条件をクリアすれば、普段ボートエントリーで潜っているポイントとは環境が異なるので、例えば内湾性の生物が見られたり、いつもとは違った雰囲気のダイビングを楽しめます。
僕が思う石垣島のビーチダイビングの魅力はそこに尽きる気がします。


ここで本日のかとうさんがビーチダイビング時に撮影された水中写真をご紹介します。

見れて嬉しかったのは何といってもこちら・・
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コブシメです!
久しぶりに見ました!
今の時期のボートで行くようなポイントではまず見られません。

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チョウチョウウオ各種の幼魚もいっぱいいました。

テングカワハギなんかもいましたよ!

ちょっとマニアックな・・
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↑ミナミコブヌメリ
地味ですね

ギンガハゼの灰色バージョンも複数個体いました!
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↑これも最近見かけなくなりましたね。

ウミウシもたくさん!
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特にマクロ系が好きな方にはじゅうぶん楽しんでいただけるような2ダイブでした。


ちなみに今日のようなビーチダイビングですが・・
例えば台風の直前直後や大時化で船が出せなかったとき、またはナイトダイビングで出港時間が日没後とかになってしまったときなど特殊な状況でしかご案内はしません。
(石垣島で15年ダイビングガイドをしている僕ですが、こちらでのビーチダイビングの経験はおそらく100本弱だと思います。)
ボートダイビングのほうが断然楽だし、行けるポイントも多いので。

言い方を変えると「ボートで行ける状況であえてビーチエントリーを選択するメリットが殆ど無い」というのが正直なところですね。


そして殆どのビーチダイビングの後にはあらためてボートダイビングのありがたみを感じることになります。



陸揚げしていたうちのボート「がじゅ丸」は、ビーチダイビングから帰った後にがっちりと本気の台風対策を施してきましたよ。
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