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EMERALD GREEN
沖縄県の石垣島でスキューバダイビングのインストラクター、ガイドをしている太田航の日記です
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到着後ダイビングに関する諸事情
昨日のブログで、当店ウェブサイトをリニューアルしたことをお報せしましたが、その際「到着後ダイビング」についてふれました。
そこでは料金面に関することだけだったのですが、今日はその到着日当日に潜られる“到着後ダイビングの是非”について書いていきたいと思います。

・到着後ダイビングをされるご本人
・前日もしくはそれ以前に現地入りしているが、その日たまたま到着後ダイビングの人と同船になった方
・到着後ダイビングを催行するショップ側

と、それぞれ違う立場から見た到着後ダイビングのメリット、デメリットを列挙していきますのでどうぞ最後までご覧ください。(また例によって長文となりますが)
また、ショップ側としては1艘の船で運営する前提での話とさせていただきますので、そこには「1本戻り(最初は前日入りしているゲストさんだけ連れて1本潜ってから一度帰港して着後の人を迎えて再出港後2ダイブ)」パターンも出てきます。


≪到着後ダイビングのメリット≫
到着後ダイビングをする本人からの目線
・到着日をただの“移動日”ではなく時間を有効的に使える
・滞在期間中、より多く潜れる

これはガッツリ潜りたい人はもちろん、短い日程でしか来れないときにはありがたい制度ではないかと思います。
例えば2泊3日で来ても2日間潜れるわけですからね!

前日より現地入りしているが、結果的に到着後ダイビングの人と同船になった人からの目線
・状況によっては出発が遅めになりゆっくりできる
これは自分が潜る予定の日にたまたま到着後ダイビングの人がいたというケースです。
到着後からの人の潜る本数が2本なのか?3本なのか?これによって自身のスケジュールは若干変ってきますが、着後の人が2本だけの場合でも自身は3本潜ることが可能で、その場合は“1本戻り”パターンとなり、それの出港時間は普段と変わらないことが多いです。
着後から3本いく場合はそれを待ってからの出港となるので殆ど通常より遅い時間での出発となります。そこでゆっくりできるというのが結果的に良かったという例もありました。(例えば前日飲み過ぎたので出発が遅くて助かったなど)

ショップ側からの目線
・売り上げが上がる
・状況によってはゆっくり準備ができる

本来ならば1日(もしくは2日)しか潜られないお客様にもう1日潜っていただけることによって売り上げが
到着後ダイブのお客様が来るまで他の全てのお客様にお待ちいただき、全員そろったところで出港するという段取りを組んだ場合いつもよりゆっくり準備ができるということ。


≪到着後ダイビングのデメリット≫
到着後ダイビングをする本人からの目線
・朝が早くて大変
到着後ダイビングをしようと思ったら朝早い時間帯の飛行機に乗らなければなりません。
そうなるとどうしても寝不足になりがちです。それによって体調不良や船酔いなどを引き起こすこともあります。

前日より現地入りしているが、結果的に到着後ダイビングの人と同船になった人からの目線
・海況が良くても遠征できない
・一度帰港するとテンションが下がる
・帰る時間が遅くなる

前日入りしたもののダイビング当日に到着後ダイビングの人と一緒になってしまった場合はどうしてもデメリットのほうが多くなる気がします。
例えば海況も良くせっかく遠くまでけるような状況であっても到着後の人がいたためにそれが叶わなかった・・。など

ショップ側からの目線
・経費がかさむ
・帰る時間が遅くなる

この経費についてですが、“1本戻り”の場合に限っての話で普段よりも船の燃料の消費が多くなります。
ただそこに関しては当店の場合、到着後ダイビングの料金をこの度値上げさせていただいたことにより解決している話でもあります。
あとメリットのところで挙げた「ゆっくり準備ができる」という点と相反する話ですが、「帰る時間が遅くなる」というのは僕達マリン業務を営んでいる者にとっては何気に大きいです。やはり時間は貴重です。 例えば僕の場合、帰港してから一通りの片付け洗い物、ある程度の明日の準備、そして事務仕事などが完全に終わるまでどうしても4時間は必要となります。例えば16時に帰港したとして帰宅できるのは20時です。
まぁそれが仕事で、それでお金をいただいているわけですから不満や文句など言えるはずもないのですが、このブログは色々な方が読んでくれているということで、少しでも何かの参考になれば・・ということであえて記しておきます


以上、3者の視点からのメリット、デメリットを挙げてみましたが、個人的には到着後ダイビングはあまり好きではありません。(笑) というかやる気がしません。あくまでも自分自身がプライベートで「客として到着後ダイビングをする」ことをイメージしての話になりますが・・・
だってそういう日(旅行初日)だったら朝から飲みたいし(笑)
いや、そもそも空港や機内でその誘惑に負けそうだから
ただこれが20年前だったら話は違ったかもしれません。その頃の僕だったらまだビールよりダイビングをとっていたかもしれませんので

ということで、到着日に潜りたい人の気持ちはよーくわかっているつもりです。


それらを全てふまえて今の立場から申し上げますと・・
到着後ダイビングは大歓迎
でございます。
値上げもしたし(笑)


ただ今後、到着後ダイビングをされるお客様にお願いがあります。
到着後は可能な限り迅速に合流するために・・・
・器材は事前に当店あてに郵送してください
・飛行機に搭乗する際に預ける荷物なし(機内持ち込みだけ)でお願いいします
・飛行機の座席指定で出来る限り前の方(出口に近いほう)を確保してください
・何らかの事情で空港までお迎えに行けない場合は港までタクシーをご利用ください
合流後に他のお客様が待機されていた場合は何かとご配慮ください。


そして、自身は到着後ではなかったものの、たまたま同日に到着後ダイブの人がいた場合・・・
どうか温かい目で迎えてあげてください。
その日そのときはあまりメリットがないかもしれませんが、ご自身がまたいつかその立場になることもある(もしくは過去にそういうことがあった)かもしれませんからね。


あと最後に、ちょっとした疑問というか、こういうケースではどうなるの?
といった質問が出てくることも今後あるかもしれません。それは・・・
到着後ダイビングを申し込んだけど、その日他にお客さんが誰もいなかったら通常と同じ扱いになる?
ということ。
これはシーズンオフになればなるほどじゅうぶん考えられますね。
確かに待たせるお客さんがいなければそこに関しては気遣う必要はありません。
でもそれは直前にならないとはっきりしないわけで、基本的には他にお客さんがいる前提でのご準備をお願いしたいです。
料金に関しても同様で、公平を期す意味で、どんな状況においても到着後は到着後の料金でご案内させていただければと思います。




大変な長文となってしまいましたが最後まで読んでいただきましてありがとうございましたm(_ _)m
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