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EMERALD GREEN

沖縄県の石垣島でスキューバダイビングのインストラクター、ガイドをしている太田航の日記です

冬の海の寒さ対策(水中編)

最近、海水温のほうは大体23℃くらいで落ち着いていまして、そういう意味でも本格的な真っ只中って感じです。

今日はそんな冬の石垣島の海の寒さ対策(水中編)についてお話していきたいと思います。
例によって長文となりますが(笑)最後まで読んでいただけたら幸いです。
なお、今回はあくまでもダイビング中(水中)に特化した記事とさせていただきます。
待機中(船上)等においての寒さ対策はまた別の機会にでもお届けできればと思います。

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まず最初にお伝えしておきたいことがあるのですが、それは僕自身の寒さへの耐性についてです。
20代~30代の頃は自他ともに認めるくらい寒さに対して強く、周囲からもびっくりされることが多々ありました。
石垣島でこの仕事をするようになってからは、いわゆる“短パンスタイル”で一年の半分くらいは潜っていました(笑)
ところが40代も半ばにさしかかった頃から次第に寒さに弱くなり、厚着をするようになりました。
最近では夏でもフルスーツを着ている僕に対して、昔から知っているお客様から「太田さんがウエットスーツを着ているところ初めて見た!」などと言われることが度々ありました。
中には「太田さんも普通の人間だったんだね」とか言われたことも(笑)
それくらい昔と今とでは寒さに対する感覚が違います。
ちなみに体型の変化はありません。ご存知の通り僕はやせ型でして、それは高校生の頃から全く変わっていません。
よく「痩せているから寒がり」とか「太っているから寒くないんだ」とか言われる方がいらっしゃいますが、僕はあまり関係ないと思います。何より若い頃の自分がそれを実証しています。

自身を分析して寒がりになった一つの原因としては、まずは加齢によるものだと思います。寄る年波には勝てない・・・てやつでしょうか (現在46歳)
あと、若い頃はよく動いていた逆にいうと無駄な動きもあったのかもしれません。
それが今は業務全般において、力業に頼るよりは経験や技術でカバーしている面が多いからではないかと思います。
そして、僕の30代の10年間はずっとKATSU(独立前に所属していたショップ)で過ごしたことになるのですが、30歳の頃からずっと船長をしていました。
当時からダイビングボートを常時3艘かかえている店だったのですが、それらをお客様の人数や目的に応じて使い分けて操船していました。
ただその全てが操船席に風よけは無く常時吹きさらし。しかもそれなりにスピードも出る船ばかりだったので、そこで寒さに対して鍛えられた部分があったのかもしれません。
それが今は・・・
開業して自分の船を所有するようになると特に操舵部分の風よけの強化にこだわり、操船中に風はもとより波も受けないような造りにしてきました。
おかげで走行中に寒い思いをすることはなくなったのですが、それが“ぬるま湯につかる”ことになったのかもしれません。

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前置きが非常に長くなりましたが、以上のことを踏まえて本題に入らせていただきます。
そんな経歴のある僕が考える今の石垣島の海の寒さ対策についてです。

その手段や方法というのは大きく3つに分かれまして・・・
①保護スーツによる保温
②身体の内部から温める
③肌などを刺激することにより保温力を得る


こんな具合です。

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まず①の「保護スーツ」に関してですが、さらにそこを分けると
1、ドライスーツ
2、ウエットスーツ

2つの選択肢が出てきますが、時代の流れ、ここ数年の傾向などをみると、ドライスーツもありかな?と思います。
こちらではインナーをそれほど着込む必要がなく、人によっては「Tシャツだけでいい」なんてこともあるからです。
また僕がダイビングを始めた頃は今のようにインターネットで器材をお手軽に購入するなどという手段はなく、ネオプレンのドライスーツといえば20~30万円する高価な物でした。
ライセンスを取るために都市型のダイビングショップを訪れたらいつの間にかドライスーツを含む器材一式を買わされていた・・・なんてよくある話でした。
それが今は、当時20万円以上した物と同品質、快適さなどを比較したらそれ以上の物が、当時の半分以下の値段で簡単に購入できる時代です。種類やデザインも豊富です。
さらには「石垣島でドライスーツなんて・・」といった、『ドライスーツダイバー=軟弱ダイバー』というように蔑視する傾向も一時期に比べると殆どなくなってきました。実際ドライスーツで仕事をしているガイドさんも増えてきました。

ウエットスーツのほうも、特に素材に関して選択肢が増えてきましたし、フードベストなどのインナーも同様です。
とにかく昔に比べると安くて良い物が増えてきました。
逆にただ安いだけで保温力が弱い物や、生地がすぐに薄くなってきてしまう商品も流通しているので購入の際は注意が必要ではあります。
それでも例えば1万円弱で手に入るような物であれば「試しに買ってみようか・・」などという考え方も出てきますよね。

それらをふまえて、快適さなども考慮すると・・
❶「ドライスーツ」※インナー軽め

ウエットスーツであれば、
➋「5ミリワンピース3ミリフードベスト
もしくは、
❸「シーガル(またはロングジョン)+ボレロの2ピース(それぞれ3ミリ以上)」
※ウエットに関してはあくまでも品質重視
というのが今の時代、今の石垣島の冬における寒さ対策に合っているのではないかと思います。

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続いて②の「身体の内部から温める」についてですが、
これは体を温めるの飲み物を摂取するということです。
よく言われている代表的な物としては、
・ほうじ茶
・黒豆茶
・紅茶
・生姜湯
・ココア

などが挙げられます。
ちなみに今の時期のうちのショップのサービスで、お客様用の飲み物として船には「温かいほうじ茶」をお持ちしております。
紅茶、ココア、生姜湯などもご用意することは可能なので遠慮なくお申し付けください。
もちろん食べ物にも身体を温めてくれる物は多く存在しますが、ここでは割愛します。
ただここで気を付けたいのはコーヒー
これは特に朝は飲まれる方が多いと思いますし、そういう僕も仕事だろうが休みだろうが毎朝飲んでいます
「コーヒーは体を冷やす」とか逆に「温める効果もある」とか諸説ありますが、
ある意味で“温める効果”があったとしても、その逆の”冷やす効果”や利尿作用が含まれているということは否定できません。
体質やその日の体調など様々な条件によって変化することもあるでしょう。
ということで、ただ身体を温めるだけが目的の飲み物であれば、コーヒーを選択するよりは、ここで挙げた明らかに体を温めてくれる物を飲んでおけば無難だし、どうしても寒がりな方はダイビングの日だけコーヒーをひかえてみるというもの一つの手段かもしれません。

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最後は③の「肌などを刺激することにより保温力を得る」という話ですが・・・


まず挙げられるのは、
バ〇などの炭酸ガスを発生させる入浴剤をウェットスーツの中に入れて潜る!ということ。
これは僕も過去に何度も経験がありますが、確かにウエットスーツの中でシュワシュワと入浴剤がはじけて、それによって熱も発生するのでしょうか?潜り始めてから15~20分くらいはそれが持続してくれる印象です。
ただこれは本来の用途としては間違っています
身体に対して安全か?と問われたら、自信を持って安全だとは断言できません。
おまけにこれは海を汚すことにもなります。
ということでこの方法は決しておすすめは出来ませんが、皆さんよくやっていることです。
この③の「肌を刺激する・・」保温方法の中で一番お安くできるというか、それほどお金がかからないからだと思います。


だったら、それに代わるような体と環境に優しい商品はないのか・・・??
実はあるんです!!有限会社アミューズファクトリーさんが開発されましたウエットスーツ用水中カイロまじホ
興味のある方はこちらをご覧になってみてくださいhttp://www.amuse-mc.com/majiho/index.html

それ自体は全く発熱はせず海水と反応して炭酸ガスを発生させるとのことですが、実は昨年の秋頃にいらっしゃったお客様がこの商品を持ってこられまして、僕にも一つおすそ分けしてくれたんです。
使用感としては入浴剤に似ていましたが、成分は食品添加物にも使用されている天然材料を使用していて、無着色無香料ということで、全く匂いが残らない点と色も無いので変な誤解(ご想像にお任せ)をされにくい(笑)点は高評価
ただこれは1個あたり300円と高価です
一度に最低2個(お腹と背中に)使用するとしたら、1ダイブあたり600円。それが一日3ダイブとなると1,800円
難しいところです。


そして最後に紹介したいグッズはこちら・・
2020_01090001.jpg2020_01090002.jpg
年末年始に来られていたお客様からいただいたホットジェルです。
実は10年以上前に同じような商品がちょっと仲間内で流行った時期がありました。ただ当時の物は水中での効果は殆どありませんでした。寒い日の海から上がった後の休憩中だけその効果を発揮してくれるという印象でした。
それと比較すると、この度いただいたホットジェルはだいぶ進化していました。
ホカホカする感じが潜降後も20分は持続するイメージです。
そもそもこういったホットジェルは元々サーファー用に開発された物だということなので、その点が入浴剤などと違って本来の用途からしても決して間違ってはいません。
2,100円というお値段に関しても、これ1本でどれくらい(何回)使えるか?って話になったとき、そのコストパフォーマンスは決して悪くないなと思いました。
この写真で紹介した物ですが、最初は数人でシェアしながら数日間にわたって使用し、その後も僕が一人で4~5日は使用(当然1ダイブ毎に)しましたが、内容量はまだまだ残っている感じです。
「まじホ」と比べてみて体感的な効果は似たようなものかな?と思いますが、1ダイブあたりの費用を考えると明らかにこちらのほうがお得です
というわけで、もしこのいただいたホットジェルが無くなったら同じ物を購入する予定でいます。



つちださん、まるやさん、ありがとー(^∇^)ノ
おかげでこの記事が書けました~Special thanks!

♪。゚o。(★・ω・)人(・ω・★)。o゚。♪。゚o。(★・ω・)人(・ω・★)。o゚。♪♪。゚o。(★・ω・)人(・ω・★)。o゚。♪。゚o。(★・ω・)人(・ω・★)。o゚。♪

大変な長文となってしまいましたが、本日のブログは以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。m(_ _)m
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  1. 2020/01/09(木) 15:17:11|
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