FC2ブログ

EMERALD GREEN

沖縄県の石垣島でスキューバダイビングのインストラクター、ガイドをしている太田航の日記です

台風10号は要注意!

“破壊的暴風”なんて表現もあった台風9号ですが、石垣島はそれほど影響を受けず、特に目立った被害もありませんでした。
万が一、予想進路から逸れてこちらに近付いたら大変な事になるので船は陸揚げしておきましたが、直前まで本格的な台風対策は施しませんでした。
とりあえず陸にあげておけばあとは何とでもなるからです。
結果的に大した対策も必要ない程度で済んでくれました。

そうこうしているうちに10号も発生!
これまた石垣島には影響なさそうですが、この10号は非常に危険なレベルではないかと思います。
住んでいる地域によっては厳重な注意が必要になってくると思うので、今日は僕の経験談も交えて、それが台風を迎えるにあたって少しでも皆さんの参考になれば・・というような記事をお届けします。


まず、台風というと自分が経験した中で一番強烈な印象が残っているのは、
石垣島を襲った2006年(平成18年)の台風13号です!
過去の記録からこの台風による被害を調べたところ・・・
島内の19,000世帯(全体の約8割)が停電
家屋の全壊35件、半壊40件
重傷者4名、軽傷者51名
被害総額35億8千万円余
このへんはデータに残っていることですが、
僕の記憶の中で印象深いのは・・・
まずこの台風が去った後は連日のように電柱(折れた物か?新品なのか?わかりませんが)を積んだ業者さんの車が頻繁に往来していたこと。完全な修復には相当な時間がかかったのではないかと思います。
僕の自宅では停電は半日~一日程度だったと思いますが、地域によっては停電や断水が1週間以上も続いたところがあったと記憶しています。
それから携帯電話の不通状態が長く続いたこと。僕は元々「Jフォン」の携帯を使っておりまして、当時はそれが「ボーダフォン」となっていました。後(現在)のソフトバンク
それでこのとき「docomo」や「au」は割と復旧が早かったのにボーダフォンはそれが遅くて不便な思いをしました。
そしてこの年からナンバーポータビリティサービスが始まったこともあり、それまでずっと使ってきたキャリアを見限ってauに乗り換えたという次第です。

まぁ、こうやって挙げていくとキリがないくらい、あの台風13号のことは忘れられないですし、当時石垣島に住んでいた人であれば「13号」という言葉を聞いただけであれを思い出すのではないでしょうか・・。
それくらい強烈な台風でした
たださすがというべきか?死者が出なかったのは不幸中の幸いだったと思います。それでも重軽傷者が50名を超えるなんて石垣島の台風における人的被害としては最大級だったのではないでしょうか。

当時の年間の「八重山10大ニュース」の一つとしても紹介されています
https://yaimatime.com/db/10news/n2006/


さてさて話は現代に戻って、今年の台風10号ですが、
現時点での予報として・・
最大瞬間風速80m
中心気圧915hPa
まで発達するという気象庁の発表もあります!

あの強烈な2006年13号でさえ、
最大瞬間風速67m(石垣島における記録)
中心気圧919hPa 
でしたから、こうして比較してみると今回の10号がいかに凄まじいものか、ということがわかりやすいと思います。


皆さん、決して油断しないでくださいね。


それではどんなことに気を付ければ良いのか?という話になりますが、
まず僕がいつも台風のとき気にかけていることの一つに「風向き」があります。
台風が近くにある時点で風が強いのは当たり前ですが、意外と重要になってくるのがその方向です。
特に台風の場合、接近中と吹き返しでは風向きが真逆になることが多く、その変化に応じた対策をする必要があります。
例えばベランダが南側にある家に住んでいるとして、台風が近付いてきて風向きが北東だったのでベランダにある鉢植えな等をそのままにしておいたら、吹き返しで南寄りの風に変わり大変なことに!なんてことも考えられます。

今は時間帯毎の風向きの変化の予報なども調べられるので、こういったサイトを活用されることもおすすめします。
https://weathernews.jp/onebox/tenki/tokyo/13108/

あと、エアコンの室外機などもこれクラスの台風になると簡単に倒れますので、設置場所によってはその強化も必要になってきますね。
昔は石垣島では大きな台風の度に自動販売機がよく倒れていました!最近でこそそんな光景はあまり見かけなくなりましたが、逆に言うと少し前まではそんな対策もされていない自販機が多かったということですよね。

それから気を付けたいのは
これは横転どころか、状況によっては吹き飛びます!
ビル風が発生しやすいような場所は特に要注意です。
誰でも出来る対策としてはガソリンを満タンにしたり、重い荷物を載せるなどして車自体の重量を増やすことでしょうか。


そして最後になりますが、毎年のように大きな台風が訪れる石垣島でも、それによる怪我人が殆ど出ないのは、
「暴風域に入っている間などはまず外出しない」
という人が多いからではないかと思います。
そもそも玄関のドアを開けた瞬間に強風にあおられて指を挟んだり、車のドアでも同じようなことが起こりますし、外出しようとした時点で危険があるからです。
お住まいの地域によっては避難しないといけない状況もあるでしょうけど、そうでなければできる限り外出をひかえるというのも次善策になるのではないでしょうか。
スポンサーサイト



  1. 2020/09/03(木) 11:12:24|
  2. 天候、自然
  3. | コメント:0
<<こんなに離れていても・・・ | ホーム | オープンウォーターダイバー3名認定~!>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する